11/18のログです。
久しぶりのサンゴ礁保全活動(オニヒトデ駆除作業)でした。
北側エリアで3ヶ所潜ってきました。
例年11~12月になると稚オニヒトデ(以下 稚ヒトデ)が出始めます。
この時期の稚ヒトデは体長が1cm未満の個体が多く、探すのも大変なのですが、オニヒトデの大量発生を予見する良い目安になるので、定期的にチェックをしています。
これが稚ヒトデの食痕。
特徴としては、同じサイズの丸型の食痕が複数あれば近くに稚ヒトデがいる可能性が高いです。
1つ1つの食痕が近ければ近いほど、発見しやすくなります。(食痕が重なってると更に良し)
逆に1つ1つの食痕が離れている場合は、かなり離れた所にいる事が多く、見つけるまでにすごく時間がかかってしまいます...。
この食痕は非常に分かりやすい・探しやすい食痕と言えます。
食痕と稚ヒトデです。
体の大きさと食痕の大きさがほぼ同じですよね。
食痕の色にも注目してほしいのですが、左側はうっすら緑色ですよね?
これは食べてからまだ日が浅い事を示しています。
食事をすると『オレンジ』→『緑』→『白』という順番で変色していきます。
オレンジ色の食痕があったら、きっとすぐ近くにいるでしょう。
緑色の食痕があれば半径30~50cm以内にはいるでしょう。
食痕が白い場合は、既に2日ほど経過してるので、近くにいるのか、遠くに行ってしまったのか、微妙な所です。
こういった感じで、食痕の色を参考にしながらいる場所を推測していきます。
そしてこちらが今回見つけたもう1つのパターン。
これは非常に分かりにくいパターンなのですが、部分的に白くなっているサンゴモがあります。
キレイな丸型の食痕ではないので、スルーしてしまう人が多いと思います。
白くなってたサンゴを裏返したら、やっぱりいました。
オニヒトデは基本夜行性なので、昼間はあまり表に出てきません。(大量発生してる時は別ですが)
なので、パッと見て姿がない場合でも、裏にくっついてる事がよくあります。
気になる所はとにかくチェックしてみるのが良いですね。
今回は稚ヒトデだけでなく、10cm前後の大きくなりはじめたオニヒトデも4匹ほど発見しました。
ちょっと心配だなぁ...。
サンゴがキレイに残っている所には魚も多く住み着くので、やっぱりサンゴは守っていきたいですよね。
今後も定期的にチェックを続けていきたいと思います。
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