AOW講習2日目。
今日は【ディープダイビング】と【エンリッチド・エア・ダイバーコース】の半日2ダイブでございます。
まず1本目の【ディープダイビング】では、水深計の比較と、一定作業にかかる時間の計測を行います。
水深計の比較は今はデジカメもあるので、こうして写真を撮れば一発で終わり。笑
一定作業の時間計測は、今回は計算問題を陸上と水中でやってもらいます。
窒素による判断力の低下(窒素酔い)がどの程度あるかを調べるための作業ですね。
今回は全く窒素の影響も出ず、むしろ水中の方が作業時間が短い結果となりました♪
講習でやるべき事をパッと終わらせて、あとはファンダイビングを楽しんでもらいます☆
台風でツバメウオがいなくなったかと思いましたが、ツバメウオは健在でした!!
むしろ数が台風前より増えてたかも!?笑
カメ(タイマイ)にも出会えました♪
全然逃げない子だったので、ゆっくり写真も撮れました◎
ウミウシもちらほら見かけるようになってきました☆
ウミウシ好きな方にはたまらない季節がやってきましたね!!
そして今日は何といってもこの透明度!!
40mくらい見えてたんじゃないかな!?
最高の1本でした~☆
ディープダイビングも無事に終わったので、2本目は【エンリッチド・エア・ダイバーコース】で〆。
1本目が深かったので、2本目はエンリッチ・・・1番良い流れですね♪
っと、ここでちょっとだけためになる知識を。
上に書かれている「エンリッチ」とたまに聞く「ナイトロックス」って、何がどう違うの?とよく質問されます。
順を追って説明していくと・・・まず「ナイトロックス」とは窒素:Nitrogen(ニトロゲン)と酸素:Oxygen(オキシゲン)を組み合わせた造語です。
つまり、通常の大気中の空気やタンク内の空気も言ってしまえばナイトロックスなのです。
その中で、酸素濃度が21%以上・40%以内のものを「エンリッチド・エア・ナイトロックス」と呼びます。
つまり・・・
エンリッチ → 酸素濃度が21%以上・40%以内の空気(タンク)
ナイトロックス → 普通の空気(タンク)もナイトロックスと呼んでいい
という事なので、なるべくエンリッチと言うようにしましょう!!
(でも実際はナイトロックスと言ってる人の方が多い気がします。まぁどちらでもいいって事ですね。笑)
本題に戻りまして・・・今回は酸素濃度が36,5%のエンリッチを使用しますが、
使用前に必ず自分でも濃度を確認します!!
使うのはこちら。
『アナライザー』という酸素濃度を測れる機器です。
陸上の空気は窒素78%、酸素21%、二酸化炭素などのその他の空気が1%なので、
アナライザーの酸素濃度も21%に設定します。
そしてタンクの空気をアナライザーに当てます。
これだけでタンク内の酸素濃度を調べる事ができます◎
実際測ってみたら35,5%。
もちろん誤差はあると思うので、この場合はタンクに記載されている36,5%の方を参考にします。(より控えめな選択)
エンリッチの場合、酸素が濃すぎる方が問題なので、より濃いデータを参考にして最大水深を決めます。
今回は36,5%だったので、最大水深は28,3mを超えない範囲でダイビングする事が条件となります。
ポイントはGスポットへ。
最初だけ15mほど潜りましたが、中盤から後半はほとんど安全停止ラインでのダイビングです。
浅瀬&エンリッチなので、かなり体に優しいダイビングとなりました♪
午前中でサクッと2本潜り、夕方にはログと講習も全て終了。
無事AOW認定となりました!!おめでとうございまーす☆
これで海外に行ってもたっぷり遊べますね♪
また西表に帰ってきたら一緒に潜りましょ~!!
さて、明日から世間は3連休!
うちも珍しく(笑)賑やかな3日間となりそうです♪
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