冬~春は時折北風が強く吹き、海が大荒れになる日があります。
そんな海が荒れた日にも『ツアー出れますか?』と言われる事がよくありますので、当店の判断基準とその考えについて少し書かせていただきます。
まず大前提として、当店は他のお店に比べて中止判断にするのが早いです。
これは当店の船が小さい事と、今までの経験上、海が悪い時に無理してまで潜りたくない方が多いと実感している事が理由です。
過去に『こんなに荒れてる中で潜るとは思わなかった...』『こんなに濁ってると思わなかった...』と言われた事が何度かあるんです。
※遊びなーらをオープンしてから言われた事はありませんが、過去にスタッフとして働いてた時に何度か言われた事があります。
なので、自分のお店を持ったら『コンディションが悪い時は必ずお客様に確認を取ってから潜るか止めるか判断しよう!!』と決めていました。
もちろん『せっかくの旅行なので多少海が悪くても遊びたい!』という方や『濁ってても構わないから行きたい!』という方には可能な範囲で対応しますが、行けるポイントが限られてしまうので、それでも良ければ...という条件付きで対応してます。
シュノーケルツアー・体験ダイビングツアーはファンダイビングツアーより中止判断を更に厳しく設定しています。
その理由は水面の波・風が直結する遊びだからです。
特にシュノーケルはずっと水面を泳ぐので、波・風がある時はダイビングよりシュノーケルの方が危険です。
そのため中止判断が厳しくなります。
体験ダイビングは潜ってしまえば穏やかですが、水面での練習時間が結構必要になるので、そこを考慮して判断します。
水面が荒れてたら落ち着いて練習できないですよね...。
実際には波・風が避けられるポイントもあるんですが、そのポイントは体験ダイビング向きのポイントではないので『体験ダイビングに向いてるポイントが安全に潜れるか』を判断としています。
あとは過去に何度か潜った事があって、その時は全く問題なく潜れました!という方は場合によってお受けする事もあります。
この辺りをメールや電話でやり取りした上で参加するか、中止にするかを決めてもらってます。
シュノーケル・体験ダイビングに比べると、ファンダイビングは多少海が荒れてても潜れます。
西表ではファンダイビング中に水面集合をする事がほとんどないので、すぐに潜ってしまえば多少荒れてても行ける...というのが大きく違う所です。
波5~6mの大シケ予報ならもちろん中止判断となりますが、波3~4mの予報なら(風向きとその強さによっては)なんとか潜れる日もあります。
ただ、行けるポイントには限りがあり、大物狙いのダイビングはまずできないので、それらを説明するとほとんどの方が『今回はやめときます...』というご連絡をいただきます(^_^;)
うちにご予約をされる方は『予約はしたけどそんなに無理してまで潜りたくない...』という方がわりと多いので、そこに関しては最大限配慮しているつもりです。
もちろんキャンセル料もいただいてません。
上記とは逆のパターンで、波・風は穏やかでツアー自体は全く問題ないけど『雨が降ってるからキャンセルしたい...』『こんな天気(雨)ですがツアーは予定通り開催しますか?』という連絡をもらう事もあります。
これに関してはキャンセル料が発生します。
理由は、波・風は穏やかなので、ツアーを開催する(船を出す)のは全く問題がないからです。
なので『天気が悪いからキャンセルしたい...』というのは自己都合になります。
もちろん『晴れた方が良い!』『せっかくなら良いコンディションで遊びたい!!』という気持ちも分かります。
ただ、雨の日だからこそ見やすい生物がいたり、写真を撮る上で太陽が出てない時の方が撮りやすい被写体もいたりします。
こういった状況を考えながら潜るポイントや紹介する生物も決めていくので、そこはご理解をいただきたいです。
最近コンディションが悪い時のお問い合わせが多かったので、ブログで書かせていただきました。
参考になれば幸いです。
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西表島ダイビングサービス 遊びなーら
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